2010年10月29日

鮪のネギマ鍋

最近、割りと作っています。

江戸の料理ですな。

江戸ッ子は、鮪の赤身は刺身で食べて
トロは捨ててたそうで…
筋が強い、トロをなんとか食べようと
考えられたものが
焼いたネギと一緒に煮る、ネギマ鍋です。

まぁ、中トロや大トロを
鍋に入れるような、贅沢な真似は出来ませんので
ウチでは、鮪のハラモを使います。

ちょっと面白いのが、出汁なんです。
普通は、昆布とカツオ節。
魚や肉を使う鍋だったら、昆布だけでもいいですねぇ
ところが、ネギマ鍋の出汁は鰹節だけ…face06

水と酒を同量、鍋に入れ沸かします
沸騰したら、火を止め鰹節を投入して
しばらくしたら、濾して醤油と塩で味付け。
後は、鮪と若布、ネギを加えて少し煮れば出来上がり


出汁の厚みが、足りないんじゃないかと思ってたけど
かなり入る酒と鮪、若布から丁度いい出汁が出て
不思議なくらい美味いのです!
味付けが、醤油と塩だけというシンプルさも
味がぼけなくて、スッキリと頂けます。

まさに、江戸っ子好みな味なんでしょうな(想像ですface06
辛口の燗酒を、キュッとやりたい一品です。



  
タグ :鍋料理江戸


Posted by chibi at 21:16Comments(0)メニュー

2010年10月25日

お稲荷さん

この時期は、お稲荷さんを食べたくなります。

しかし、食べるのと作るのでは大違い。。
揚げのジューシーさと、酢飯のバランス
具の選択…と、なかなかに難しく
いまだに、納得がいくものができません。

これを機会に、毎日作って
ベストなものを目指そう!と思い立ったのが
2週間前…
やっと、昨日
第一回目を作りました。


揚げは前日に炊いて、味を染み込ませ
昆布、酒、酢を加えて炊き上げたご飯は
紫蘇、胡麻、沢庵の微塵切りを混ぜこみました。

それぞれ食べれば、いいのだが
一緒になると、若干バランスが悪い…
ん~甘味を統一するとこがポイントですな。

次回に、課題をのこしつつ
また作ります。
次回は、水曜日か金曜日の予定
  


Posted by chibi at 22:39Comments(2)メニュー

2010年10月21日

ワインを求めて

以前、スマッチネーゴさんに行った時
「ポーランドのワインが届いたら、差し上げますよ!」
と、言われてたんだけど…

そんな貴重なワインを求めて
スマッチネーゴさんに来てみると
「コルクが浮いてたんで、開けちゃったんだけど…
美味しくないですよ…」と、ちょっと困り顔。。

うん、うん。
不味くはないけど、
そんなに、美味しくもないネ。
でも、ポーランド産唯一のワイン。
ごちそうさま!face02

さて、お料理の方は
ナポリ帰りなので、あまり入りませんが

ポルチーニとアンズ茸のスープ
これ、美味っ!
まるで、茸の山に入ったような
枯れ草と木の香りが充満してます。
サワークリームも良く合うし…
パンを入れて食べるともっと美味い!
ワインよりも、ビールが飲みたくなるのです。
何故だろネ

タルタルステーキ
好きですねぇ、タルタル。
これが、ドイツのハンブルグでハンバーグになったんですよ
詳しくは、Wikipediaをどうぞ

そして、20年だったか30年だったか
覚えてませんが…
とっても貴重な梅酒を頂きました。

これには、正直 驚きです。
ウチにも、15年モノはありますがシロップのようになってます。
これは、ちゃんと酸味も残って美味しいのです
聞けば、砂糖をまったく使ってないようで
あの青い梅も、何十年もたてば
自身の甘味がでてくるんですねー
驚きです。

今回も、美味しいものを
御馳走様でした。


  


Posted by chibi at 20:04Comments(0)飲食店

2010年10月18日

ナポリにて…

どうもネ 
粉モンは、夕食には選びませんヨ
だって、飲めなくなっちゃうから…

そんなわけで、行かずじまいだった
近所の22(ヴェンティ・デゥェ)さんに
ようやくいってきました。

まぁ、そんな理由から
前菜多め、ピッツァは二人で一枚です。

ハムの盛り合わせ

大豆のサラダ
酢の加減が丁度よく、美味しかったです。

なにやら青海苔が入った
もちもちでカリカリなやつ

そしてメインのマリナーラ

塩味が効いた、モッチモッチの生地が美味しいなぁ。
トマトソースとオレガノ?ニンニクのシンプルさもいい!

あんまり、お腹が空いてなかったんだけど
ペロッといっちゃいましたface15

廻りを見渡すと、
ジュースとピッツァだけというカップルや
一人で、ピッツァを食べに来てる方もいて
気軽な感じなんですねぇ

今度は、ちょっとした
腹ごしらえに来てみよ!face02
  


Posted by chibi at 23:25Comments(0)飲食店

2010年10月16日

グロテスクだけれども…

みなさんは、鮟鱇(あんこう)って食べたことがあるでしょうか?
中々、専門店じゃないとやらないし
家庭でも、どうしたらいいかわかりません。

とかくは、珍重されてポン酢で頂きますが
本体の方も、いい出汁がでるんです!

まだまだ時期とは言えませんが
時期になれば、適当にカットされたものも
出回りますので
一度お試しください!

さて、先日
定置網にはいってたであろう
小振りの鮟鱇がはいりました。


体長40㎝ぐらいのもが2匹。
これぐらいだと扱いやすい…
まな板の上で、なんとかなってしまう。

それでも面倒って言えば、面倒。
ぐにゃぐにゃですからねぇ…

それでも、小一時間かかって2匹を解体して
一度、霜降りします。

冷たい出汁に、鮟鱇を入れて煮ていきます。
出汁は、出汁2ℓ、薄口醤油150cc、味醂60cc
ちょっと、薄いかなと思っても
そのうち、鮟鱇から出汁が出てきます。

具は、大根がベストマッチ!
椎茸、長ネギ、白菜あたり加えればいいと思います。

2,30分も煮れば十分で
おろし生姜を加えて召し上がってみてください。

豚肉のような、太い出汁に驚くと思います。
冷蔵庫に入れて置けば、
そのまま煮こごりになるぐらい、コラーゲンが豊富です。
しかも、スッキリとしています。

ウチの店では、できるだけ安価の時にしか使わないので
チャンスも少ないかもしれませんが
是非!一度お試しを!
ほっぺたおちますよぉface02  
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Posted by chibi at 22:06Comments(2)メニュー