2010年10月14日

新酒。

今年は、ヌーボーを色々と入れてみようかな
と思っています。

バブルの頃から始まった
ボジョレーヌーボーのお祭り騒ぎも
マスコミの過剰な演出により
今では、認知度もかなりのものです。

でも、
普段飲み慣れない、ボジョレー地区のガメイ種ですから
「薄い!」とか「ジュースだね」とか
まぁ、記念に飲んどくか、、という程度なのが実情です。

でも、そういう早飲み用の品種なんだから
コクや熟成感を期待してもしょうがありません。

きっと、フランスでは
今年のボジョレーを飲んで
暑かった夏を思い出したり
他の地区のワインの出来に思いをめぐらせたり
ボジョレーの郷土料理と楽しんだりしてるのではないでしょうか?

ウチの店でも、ボジョレーは人気がなくなってきたので
去年は入れませんでしたが
長嶋君の豊富なヌーボー・ワインリストを見て、考えを改めました
ヌーボーじゃなくて新酒として、紹介しよう
日本酒と同じ感覚ですな。

出来たて、ほやほやで
果実味もたっぷり、搾ったばかりの味わい…
頭の中に、木に生っている葡萄がでてくるようなワイン

そんなワインが、先日
山梨から届きました。

ルミエール デラウェア
そうです。みなさん、よくご存知のあの葡萄です。

口にふくむと、まさにデラウェアを食べてるかのような
味と香りが広がります。
果実が持っている自然な甘みを感じますが
キレが良く、スッと消えていきます

ん~良く出来てます!
長嶋君は、去年のヌーボーの中でこれが一番だったそうで…
分かります!

甘味のあるワインは、料理に向かないと思われる方もいらっしゃいますが
カッテージチーズ、蜂蜜、軽いナッツ類…
和食では、薄味の煮物、白和え、なんかと
相性が良いんじゃないでしょうか?

それに、十分
それだけで飲んでも、飲み飽きしません。

なかなか、ワインの新酒も面白いなぁ
と改めて、思っているところです。

是非、皆さんも
違った視点で、新酒を味わってみてはいかがでしょう?

この後は、
イタリアの白ワイン
ラングドックの赤ワイン
ボジョレーヌーボー(ハーフボトル)
と続きます。
  
タグ :新酒ワイン


Posted by chibi at 22:46Comments(0)お酒