2010年06月22日

鮎の塩焼き

先日、板前さんの教えてもらった事です。。

今まで、鮎の塩焼き
海の魚と同じように、尺塩(30㎝ぐらいの高さから塩をふること)をして
ヒレに化粧塩をつけてました。
鮎の塩焼き
こんな感じですかね

「やっ、本当は違うんだよ!身には塩は振らないんだ」と仰います。
「えっ?なんで?」
「鮎は、焼けるんだよ!」
「んっ?焼ける?」
どうやら、焼ける(字は違うかもしれません)といのは
傷むということらしいのです。
ですから、身には塩味がつきません
では、どうして食べるかというと蓼酢です。

という植物を、擂って酢と合わせたもので
そこに、ご飯か粥を合わせて とろみをつけたりもします

蓼は、こんな感じ
鮎の塩焼き
「蓼喰う虫も好き好き」という、その蓼です
実際、ピリッと辛くて 蓼酢以外には使えそうもない代物。

川べりにあったりするそうなのですが
一度しか、お目にかかったことはありません
仲間のイヌタデは、その辺に一杯あるんですが...

さて、塩焼きなのですが
調べていたら、面白いものをみつけました
http://temaeitamae.2-d.jp/top/t6/a/japanfood.04.html
アクひき塩という 焼物用の塩の作り方です。
この塩で、魚を焼くと一味も二味も違うようです
興味のある方は、是非一読を!

盛り付け方も、少々違います
「海の魚は腹、川の魚は背が美味い」というそうで
一番美味しい背を、前に向ける
つまり立てて盛り付けるのが正解のようです
鮎の塩焼き
いかにも泳いでいるかのように、踊り串を打つのがポイント

食べ方は、
箸で少し身をほぐすようにして、尾を折り
頭を少しねじりながら、引き抜くと
簡単に中骨ごと抜けるそうです。

これを、そのままかぶりつくのも良し
箸で食べるのも良し。
こうすると、美味しいはらわたの部分も一緒に食べられるわけです。

ん~食べたくなってきたゾface10
どっか、良い店ないですかね?





タグ :川魚

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Posted by chibi at 20:47│Comments(0)コラム
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