2009年07月18日

富士登山  2

休憩をとり 息も整ってきたので剣ヶ峰に向けて出発です

さすがに地上の2/3しか空気がないので 体が重い
歩幅を狭くして 息が上がらないように進みます

剣ヶ峰付近や 火口には まだ残雪があります

少し前に見たTVで この火口を尻セード(お尻で滑ること)ですべっていた
その火口の底から見た空が 丸く縁取られた なんとも不思議な映像でした

そしてまた登り......face04

ゆっくりと重い体を上げます 気がつくと みんな苦しそう
そんな所を走ってるランナーも......シンジラレナイ

やっと最高点に到着

おなじみの山頂標識である あのお団子みたいなやつがない........
しかたないので これを撮影

富士山測候所の西側に回り込むと ちょっとした展望台がある
そこからの景色

本栖湖を下に見て南アルプスの風景
北岳が見えます その奥に中央アルプスや乗鞍が

以外に暖かい測候所の壁にもたれて しばし睡眠 ( u _ u ) クゥゥゥ。o◯

下山は御殿場口方面を降りることにします
こちらのほうが 歩きやすく 半分走りながら降りることができます
(実際、走ってる人 たくさん....信じられん
登山者も少ないですねぇ

7合目を超えると砂走りというとこで
まさに走り降ります
しばらくいくと宝永山の稜線にたどりつきます

遠くからでもわかる宝永山の火口は 近くでみると 相当なスケールで
荒涼としています


いったん火口近くまで下り そのまま水平に進むと
小学生が遠足をしていた

少し登り気味に進むと支尾根にでる
もう少しで富士宮口との合流点の新6合目


気がつくと まさに夏の空
夏を十二分に満喫した気分

20分ほどで5合目に降りると 観光客や登山者でいっぱい!
山の静けさが嘘のよう

本当に 天気に恵まれた いい山になりましたface02

写真でもわかると思いますが 日差しが相当強いです
帰ってきたら 顔が真っ赤になってました
日焼け対策と 熱中症対策は万全に!
楽しい富士登山をface02  


Posted by chibi at 15:10Comments(4)山登り

2009年07月17日

富士登山 1

昨日の深夜1時に静岡を出発
富士宮新5合目に着いたのが3時富士市街の夜景が綺麗です

先日の事故の為 本来の駐車場まではいけず
少し下から歩くはめに.....

真っ暗の中 ヘッドライトを着けて歩くが
どこが登山口か分からず右往左往
夜景を見ていたカップルを驚かせてしまいました

結局 事故現場を迂回するようになっていた為
いったん売店にはいっていくのでした

登山客には誰にも会わないし 風も強いので
少し不安になっていると
新6合目を過ぎたあたりから
下山してくる人と すれ違いようになる

なぜ?この時間に下山?
風が強いからあきらめたのか? 
ますます不安に.....face04

3時40分 東の空が明るくなってきました

雲は少しあるけど ほぼ快晴の模様
テンションが上がってきます

少し経つと だんだん明るくなってきて
ここから朝焼けショーの始まりです


刻々と変化して行く様ににみとれていると新7合目に到着


数人の登山者がいて なにやら風が強いため 行くか行かないか検討中
僕は寒いので 暖かい紅茶を飲み フリースを着込んで 先に進む

風も次第に弱まり 順調に高度をかせぐ
今まで登ったのが 日本で2番目に高い北岳(3192m)なので
ここから先は未知の領域

5時47分 8合目に到着
サラダ巻きで朝ごはん 食べる酸素を採る
ここから見た 上ってきた道

左側が宝永山の火口

あと高度差で442メートル 頂上も見えてきました
いままでのペースでいけば 1時間ちょっとでつくかなと思ったら
大間違いface07
空気も薄いので体が重くなってきたし すぐ息が上がる....

9合5尺についたら 疲れ切ってしまい
そのまま ウトウトと......
気がつけば30分ほど 寝てしまい
酸素を補給して 最後の100メートルを目指します


あともう少しなのに なかなか体が動かない
5m進んでは休憩し 息を整え 重い足を運びます

8時26分 頂上
とても疲れたので 写真とるのを忘れました
ここまでで休憩もいれて 5時間13分かかりました

ここは本当の最高点ではないので
少し休憩をとった後で
最高点の剣ヶ峰を目指します

長くなったので 続きは次回に  


Posted by chibi at 16:24Comments(2)山登り

2009年07月16日

ブロッケン現象

本日は 富士登山をしてきまして 無事完登してきました

とーっても疲れているので 詳細は後日

不思議なものを見ました

これもブロッケン現象のひとつでしょうか?

分かりにくいかと思いますが
写真中央に富士山の影が映っています

それが成長したもの

下に写っているのが実際の山で
この場所には これ以上高い山はありません

僕も初めて見たので なんとも判断がつきません
  


Posted by chibi at 15:36Comments(0)山登り

2009年07月15日

富士登山準備

山登りも数年やってきたが あまり富士登山に対して興味がなかった
でも今年は 周りの人が数人いくので
「よし いってみるか!」と 急遽思い立つ

自分の場合
高度2800メートル前後から高度障害が始まるので
対策グッズを好日山荘に買いに行った

まずは 夜から登るのでヘッドライト
電球式は持っているが 重くて暗いのとゴムバンドが伸びてるので新調

そして定番 酸素缶
食べる酸素なんてのもあった

登山前にいつも飲むウィダーinゼリーの代わりにVESPAというもの
100%天然アミノ酸、スズメバチ抽出液配合、血糖値キープ、乳酸値セーブとある
うーん 効きそうだ

でも ただいま風が強い
地上で この風だと独立峰である富士山では台風並みでは ないかと.....
おとつい 落石もあったしface07
大丈夫か?

なにはともあれ 行ってきたら このグッズの体験記も書きますねface01  
タグ :富士登山


Posted by chibi at 19:05Comments(2)山登り

2009年07月05日

山の地図

自宅のトイレに 山の地図を貼っている
国土地理院発行の20万分の1で6枚を貼り合わせてある


7,8年前 山登りに夢中になっていた時に貼った
その頃は 毎日 飽くことなく地図やガイドブッック見ては
次は この山あの山と頭の中の登山をしていた

そこで 山も好きだが 地図も好きなんだなぁ と、思いはじめ
いろんな山に行く度に増えていく 2万5千分の1の地図も集め始めた
釣り師に頂いた 5万分の1の地図も長野、岐阜を中心に相当ある

それを いつも広範囲にみることはできないかと思い 20万分の1の地図を
トイレに貼ることにいたった

その地図には 歩いた行程を赤ペンで 登頂した山をピンでさしてある


この方法は 新田次郎の著書「孤高の人」のモデルである
加藤文太郎が六甲山周辺を歩き回って 地図が赤ペンで真っ赤になったといわれる話から
思い立ち始めたことです

さすがに全然 真っ赤にはなりませんが
安部川沿いの山は だいぶ赤ペンとピンが増えました

地図を見ながら この山とこの山をつなげてみたいとか
次は この山域を重点的に攻めようだとか
あれこれ考えています

まあ 夏の間は低山は暑いので
遠征することが多くなりますが
山から下りてきて 地図の白い部分に 赤ペンで行程をなぞるのも
かえってきてからの楽しみです
  


Posted by chibi at 14:56Comments(2)山登り