2011年08月16日
山ご飯 -燕岳篇ー
ひとりで行く山は
いつも簡単に済ませますが
人が参加すると、山ご飯を作ります。
これから、そんな時は別に「山ご飯シリーズ」として書いて見たいと思います
で、前回の続きから
燕山荘が立つ、稜線に立ったまでは良いんだけど
以外に風が強く、汗で濡れたTシャツから熱を奪っていきます。
このままでは、体が冷えてしまうと思い
着替え場所を探すも
混雑した、山荘付近には なかなか見当たらない…
仕方なく、小屋裏の隅っこで コソコソと着替えたのですが
やはり、温かいモノが欲しい、、
そこで、昼食前にコーヒータイム。

小屋の売店で500円。意外に普通の値段…
いやぁ~これが美味い!!
多分、下界で飲んだら たいして美味しくないのかもしれないけど
疲労と冷えた体には、堪えられない美味さです!
個人的には、スティックシュガーとミルクを3個づつ入れたかったのですが、、
さてさて、夏の山ご飯。
僕が考えるには、麺物が良いかなぁと思います
暑くて、汗をかいて火照った状態では
パンやご飯ものは、なかなか喉に通りにくいのでは、、
以前、コンビニの冷やし中華をもっていったとき
酢の加減も相まって、大変美味しかったのです。
そこで、酸味の効いたトマトのカッペリーニを思いついたのですが
おもいっきり、カッペリーニを忘れまして…
途中のコンビニで、普通のパスタを買いました。
とはいっても、夏は腐敗が心配。
野菜は、いいとしても肉や魚はもってけない
加工品や、乾物に頼るしかありません。
そして、登山口まではクーラーボックスに入れる用意も必要です
調味料も、蓋がぴったりしまる容器に入れ
その場で、加工しなくてもいいように 野菜は、全てカットして
なるべくコンパクトに収まるようにします。
さて、今回は「ミネストローネ風、つゆだくパスタ」
オリーブオイルの中に浸したニンニクを、炒め
玉葱、人参、ズッキーニを炒めます。
軽く火が通ったら、水とコンソメを加えて
沸騰したら、トマト缶とツナ缶を汁ごと投入!
あとは、気まぐれで買ったチーズを 煮溶かせば完成。

くれぐれも、味は濃いめで!
ホントは、ケチャップをいれたいぐらいゲスにつくらなければいけません。
ところが、パスタが大変でした。
登山用のガスバーナーは、火力が強いので
あっ、と言う間にふきこぼれます。
ここは、アルデンテなんて気取った事は言ってないで
グタグタと少ない水で、茹でると言うよりか煮るのが正解。
ようは、火が通ればいいのです

なかなか、美味そうでしょ。
いやぁ、山ご飯って
智恵とと工夫が必要なんだなぁ。
山で食べて美味しいものと、下界のものは違うんですよねぇ
結構、ベタでゲスなものが山では美味い!
カロリーや甘味なんかも、はるかに高いほうが
元気がでるんです。
さーて、次は 何を作ろうか!?
ちなみに、朝ご飯は
車の中で食べた、天むす風としば漬けおにぎりでした。
最後に、昨日のせ忘れた
8年前に、登った6月の燕岳と 今回のお土産。



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いつも簡単に済ませますが
人が参加すると、山ご飯を作ります。
これから、そんな時は別に「山ご飯シリーズ」として書いて見たいと思います
で、前回の続きから
燕山荘が立つ、稜線に立ったまでは良いんだけど
以外に風が強く、汗で濡れたTシャツから熱を奪っていきます。
このままでは、体が冷えてしまうと思い
着替え場所を探すも
混雑した、山荘付近には なかなか見当たらない…
仕方なく、小屋裏の隅っこで コソコソと着替えたのですが
やはり、温かいモノが欲しい、、
そこで、昼食前にコーヒータイム。
小屋の売店で500円。意外に普通の値段…
いやぁ~これが美味い!!
多分、下界で飲んだら たいして美味しくないのかもしれないけど
疲労と冷えた体には、堪えられない美味さです!
個人的には、スティックシュガーとミルクを3個づつ入れたかったのですが、、
さてさて、夏の山ご飯。
僕が考えるには、麺物が良いかなぁと思います
暑くて、汗をかいて火照った状態では
パンやご飯ものは、なかなか喉に通りにくいのでは、、
以前、コンビニの冷やし中華をもっていったとき
酢の加減も相まって、大変美味しかったのです。
そこで、酸味の効いたトマトのカッペリーニを思いついたのですが
おもいっきり、カッペリーニを忘れまして…
途中のコンビニで、普通のパスタを買いました。
とはいっても、夏は腐敗が心配。
野菜は、いいとしても肉や魚はもってけない
加工品や、乾物に頼るしかありません。
そして、登山口まではクーラーボックスに入れる用意も必要です
調味料も、蓋がぴったりしまる容器に入れ
その場で、加工しなくてもいいように 野菜は、全てカットして
なるべくコンパクトに収まるようにします。
さて、今回は「ミネストローネ風、つゆだくパスタ」
オリーブオイルの中に浸したニンニクを、炒め
玉葱、人参、ズッキーニを炒めます。
軽く火が通ったら、水とコンソメを加えて
沸騰したら、トマト缶とツナ缶を汁ごと投入!
あとは、気まぐれで買ったチーズを 煮溶かせば完成。
くれぐれも、味は濃いめで!
ホントは、ケチャップをいれたいぐらいゲスにつくらなければいけません。
ところが、パスタが大変でした。
登山用のガスバーナーは、火力が強いので
あっ、と言う間にふきこぼれます。
ここは、アルデンテなんて気取った事は言ってないで
グタグタと少ない水で、茹でると言うよりか煮るのが正解。
ようは、火が通ればいいのです
なかなか、美味そうでしょ。
いやぁ、山ご飯って
智恵とと工夫が必要なんだなぁ。
山で食べて美味しいものと、下界のものは違うんですよねぇ
結構、ベタでゲスなものが山では美味い!
カロリーや甘味なんかも、はるかに高いほうが
元気がでるんです。
さーて、次は 何を作ろうか!?
ちなみに、朝ご飯は
車の中で食べた、天むす風としば漬けおにぎりでした。
最後に、昨日のせ忘れた
8年前に、登った6月の燕岳と 今回のお土産。
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2011年08月14日
夏だ!山だ!燕(つばくろ)だ!
世間は、夏休みモードですが
僕は、先日の木曜日に
夏休みで、登山をしてきました。
もう、毎朝 NHKの朝ドラ 「おひさま」を見ているもんだから
安曇野に行きたくて、しょうがなかったんです。
だから、北アルプス 表銀座の出発点 燕岳!
ここは、花崗岩の砂礫と、奇岩が織りなす
庭園的で優美な山容で、人気がある山。
縦走する登山者にとっては
穂高連峰を目指して、空中散歩ができる人気コース。(通称、表銀座)
年中、登山者で賑わっています
是非、富士登山で山を楽しいと思われた方。
燕岳に登って頂きたい!
また、別の感動に出会えると思いますよぉ
ってことで、今度は紹介的に書いてみたいと思います。
まずは、アクセス。
大きな地図で見る
国道52号線、中部横断道、中央高速を乗り継いで およそ4時間強。
電車利用の場合は、JR穂高駅から登山口までバスがでています。
なんとか、前夜初の日帰りも可能なんですが
1泊2日で、と言う方は
登山口の中房温泉や、燕岳手前に燕山荘という山小屋があります。
燕山荘は、北アルプス屈指の人気山小屋で
医大生が常駐する医務室があったり
スイスホルンを奏でるアトラクションが、あったりと
魅力がつきないところです。
さて行程です。

燕山荘のある稜線までは
第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチ、合戦小屋と
適度に、休憩できるところがあり
日本3大急登と呼ばれる、合戦尾根も
ペースよく登れます。

登山口
登り始めは、1400mちょっと
ほぼ、高低差1300メートルの登りです。
合戦小屋の上までは、ほぼ針葉樹の明るい林で
展望は、ところどころにある程度


登り始めて、2時間ちょいの合戦小屋では
名物のスイカを食べれます。

さて、ココからはガスってなかったら
林を抜けて、高度感が十分に味わえる尾根歩きになります。
そのうちに燕山荘も見えだして
俄然、高揚感が湧いてくるところ
この日は、稜線上に雲がかかっていたのですが
到着間際に、雲が切れてきました

さて、稜線上にでて
条件さえよければ、立山連峰、剣岳から穂高連峰まで見渡せる大パノラマ!
が広がります。
充分に、景色を楽しんだら燕岳に向かいます


往復、1時間弱の行程。
自然が造りした、岩の造形を楽しみながら

イルカ岩
まるで空中庭園を、散歩してるかのような感じです


頂上は、岩の突端の為
畳1畳程しかありませんが


晴れていれば、後立山の山並みが望めます。
往復、7時間~8時間。
富士山が登れれば、大丈夫!
きっと、アナタにも富士山と違った感動が訪れると思います
最後に、山で出合った花。



富士袴、オオカメノキ、コマクサ
クリックで大きくなります。
次回は、楽しかった「山ご飯」篇です。
僕は、先日の木曜日に
夏休みで、登山をしてきました。
もう、毎朝 NHKの朝ドラ 「おひさま」を見ているもんだから
安曇野に行きたくて、しょうがなかったんです。
だから、北アルプス 表銀座の出発点 燕岳!
ここは、花崗岩の砂礫と、奇岩が織りなす
庭園的で優美な山容で、人気がある山。
縦走する登山者にとっては
穂高連峰を目指して、空中散歩ができる人気コース。(通称、表銀座)
年中、登山者で賑わっています
是非、富士登山で山を楽しいと思われた方。
燕岳に登って頂きたい!
また、別の感動に出会えると思いますよぉ
ってことで、今度は紹介的に書いてみたいと思います。
まずは、アクセス。
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国道52号線、中部横断道、中央高速を乗り継いで およそ4時間強。
電車利用の場合は、JR穂高駅から登山口までバスがでています。
なんとか、前夜初の日帰りも可能なんですが
1泊2日で、と言う方は
登山口の中房温泉や、燕岳手前に燕山荘という山小屋があります。
燕山荘は、北アルプス屈指の人気山小屋で
医大生が常駐する医務室があったり
スイスホルンを奏でるアトラクションが、あったりと
魅力がつきないところです。
さて行程です。
燕山荘のある稜線までは
第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチ、合戦小屋と
適度に、休憩できるところがあり
日本3大急登と呼ばれる、合戦尾根も
ペースよく登れます。
登山口
登り始めは、1400mちょっと
ほぼ、高低差1300メートルの登りです。
合戦小屋の上までは、ほぼ針葉樹の明るい林で
展望は、ところどころにある程度
登り始めて、2時間ちょいの合戦小屋では
名物のスイカを食べれます。
さて、ココからはガスってなかったら
林を抜けて、高度感が十分に味わえる尾根歩きになります。
そのうちに燕山荘も見えだして
俄然、高揚感が湧いてくるところ
この日は、稜線上に雲がかかっていたのですが
到着間際に、雲が切れてきました
さて、稜線上にでて
条件さえよければ、立山連峰、剣岳から穂高連峰まで見渡せる大パノラマ!
が広がります。
充分に、景色を楽しんだら燕岳に向かいます
往復、1時間弱の行程。
自然が造りした、岩の造形を楽しみながら
イルカ岩
まるで空中庭園を、散歩してるかのような感じです
頂上は、岩の突端の為
畳1畳程しかありませんが
晴れていれば、後立山の山並みが望めます。
往復、7時間~8時間。
富士山が登れれば、大丈夫!
きっと、アナタにも富士山と違った感動が訪れると思います
最後に、山で出合った花。
富士袴、オオカメノキ、コマクサ
クリックで大きくなります。
次回は、楽しかった「山ご飯」篇です。
2011年07月21日
蓼科山
梅雨明け10日…
梅雨が明けて、10日程 お天気が続く
と言う意味です。
先週、燕岳に行く予定が
見事に、雨で
少し腐ってたんですが…
こんなに晴天が続いては、じっとしてられません。
水曜日に思い立ち
急遽、行く事にしました!
とはいっても、計画と準備不足。
簡単で、涼しい山にしました
思いついたのが、八ヶ岳の脇にある蓼科山
往復4時間、高度差800mの
八ヶ岳エリアでは、初心者コース
しかも、深田100名山。
悪いわけは、ないでしょう。。
静岡を2時前に出発して、茅野市に着いたのが5時。
途中、国道20号線で
シュッとした芝犬のような、スマートなキツネのような…
おぉ、小鹿さん。。轢いてしまうではないですかぁ
普通に、路肩に2頭いました。。
それは、さておき
今日の天気は9時までが曇り、その後は晴れ模様。
ビーナスラインを北東に向かって走っていると
雲の切れ間から、時折 夏山が顔を覗かせるようになり
俄然、期待が高まってきます。
登山口間近、パッと視界が開けました

おぉ~蓼科山ではないですかぁ~
アドレナリンが、一気に駆け巡ります。
あぁ、これなんだなぁ
ほどなく駐車場に到着。

30台ぐらいは止められそうな、小広いスペースで
洋式トイレが3基設置されて、なかなか快適な場所でした。
道を挟んで、向こう側の登山口が
八子ヶ峰・白樺湖方面、思わず迷いました。
蓼科山に向かうには、来た道を少し戻った
女乃神茶屋の向かいにありました

登山道は、広葉樹と笹原の道


そして、先程から
辺りに立ちこめる、香り、、というか匂いの正体がコレだった

ウツギでしょうか? 結構、匂いがきついです。
笹原を抜けると、本格的に登りが始まり
岩もゴロゴロと、行く手をはばみます

登り始めて、1時間。
展望がきく場所にでました

南八ヶ岳が良く見えます
赤岳、阿弥陀岳、権現岳…やっぱりカッコイイ!
この辺りから、ちょっと足に違和感が…
いつも、登っていると 乳酸がたまって足の付け根が痛くなるんだけど
それは、チョコレートや飴で なんとかなるんです
しかし、今回はお尻の方…骨盤に足の骨があたるあたり…
疲労かなぁ。。
ぐっと我慢しながら、騙し騙し登ってみます。
う~ん、やっぱり痛い。。
まだ、半分しか来てないのになぁ~
そんな時、思わず出くわしたのが

ベニテングダケの幼菌。
綺麗だなぁ
おっ、頂上が見えてきたゾ

ここからが、本格的な登り
高度差、400か500m。
廻りの木々も、背が低くなり
視界がきくようになって、俄然ヤル気がでてきたのですが
ここで、ちょっとしたトラブル…
足の付け根というか、尾骶骨のあたりが痛いのだ。。
いつもなら、乳酸が溜まっても
股の方なのだが、今回は違う…
当然、チョコレートや飴を摂っても効果があるわけでもなく
騙し騙し、登ることにする
それにしても、すっかり晴れ上がった
夏晴れの八ヶ岳は美しい。

とはいっても、夏の八ヶ岳は雲が湧きやすく
午前9時頃になると、雲の中にはいってしまう
急がないと、せっかくの展望も拝めない。
おっと、気がつけば
お隣にはナナカマド

そいうえば、この山域は
いわゆる高山の木や植物が少ない。。
大分、南八ヶ岳と比べて 落ち着いた雰囲気です
上に行けば行くほどに、岩がゴロゴロと歩きにくくなってきて
ついには岩だらけの道?となり

頂上が近いことを教えてくれます。
ここが意外に難関で、
浮き石があって、ルートが読みにくいのです。
それでも山荘が見えてくれば、一登りの距離
瓦礫の歩きにくい道を、慎重にたどれば頂上です!
およそ3時間弱。
コースタイムより、ちょっと遅れたのは
足の痛みと、休憩しすぎのせい…
それでは、未完成ですが山頂から見える景色です
え~途中から 言いよどんでますが
次に続くのが 阿弥陀岳です。(笑)
そして、鳳凰三山と甲斐駒ケ岳、塩見岳の南アルプス群
クローズアップになって、中央アルプスに御嶽山
残念ながら、北アルプスは雲の中でした。
お粗末な動画でスンマセン
この動画でも、分かると思うんだけど
コントラストや日差しが、とても強いんです。
現に、
許容量をオーバーして、何の役にも立たない
ユニクロの速乾Tシャツが、あっという間に乾き
汗で、ビショビショだったタオルも
サラっサラっに、なっとりました。。
でもしかし
にわかに、今まで雲海だったところが
もくもくと湧きあがり、入道雲のように上に伸びてきて
こちらに向かってきます。

さながら、雲のショーを見ているかのようでした。
この山頂までも、雲の中になっては
と、思い 下山開始です。
途中、あまりに足が痛くて
はかどらないので
ロキソニンテープを、お尻に貼りましたが
ちょっとは、楽になったようです。
高度を下げる程に、下界の暑さがジリジリとしてきて
とても高原とは思えない感じ。。
駐車場まで、下りてきたら34度
うわ~っ、標高1700mで これか…
と、久し振りの登山は
最高の天気と景色、試練と運動不足を
思わされる事となりました
*記事が遅れてスンマセン。
色々とトラブル続きで…
キーボードが壊れました…
外付け、買いましたんで大丈夫ですけど
梅雨が明けて、10日程 お天気が続く
と言う意味です。
先週、燕岳に行く予定が
見事に、雨で
少し腐ってたんですが…
こんなに晴天が続いては、じっとしてられません。
水曜日に思い立ち
急遽、行く事にしました!
とはいっても、計画と準備不足。
簡単で、涼しい山にしました
思いついたのが、八ヶ岳の脇にある蓼科山
往復4時間、高度差800mの
八ヶ岳エリアでは、初心者コース
しかも、深田100名山。
悪いわけは、ないでしょう。。
静岡を2時前に出発して、茅野市に着いたのが5時。
途中、国道20号線で
シュッとした芝犬のような、スマートなキツネのような…
おぉ、小鹿さん。。轢いてしまうではないですかぁ
普通に、路肩に2頭いました。。
それは、さておき
今日の天気は9時までが曇り、その後は晴れ模様。
ビーナスラインを北東に向かって走っていると
雲の切れ間から、時折 夏山が顔を覗かせるようになり
俄然、期待が高まってきます。
登山口間近、パッと視界が開けました
おぉ~蓼科山ではないですかぁ~
アドレナリンが、一気に駆け巡ります。
あぁ、これなんだなぁ
ほどなく駐車場に到着。
30台ぐらいは止められそうな、小広いスペースで
洋式トイレが3基設置されて、なかなか快適な場所でした。
道を挟んで、向こう側の登山口が
八子ヶ峰・白樺湖方面、思わず迷いました。
蓼科山に向かうには、来た道を少し戻った
女乃神茶屋の向かいにありました
登山道は、広葉樹と笹原の道
そして、先程から
辺りに立ちこめる、香り、、というか匂いの正体がコレだった
ウツギでしょうか? 結構、匂いがきついです。
笹原を抜けると、本格的に登りが始まり
岩もゴロゴロと、行く手をはばみます
登り始めて、1時間。
展望がきく場所にでました
南八ヶ岳が良く見えます
赤岳、阿弥陀岳、権現岳…やっぱりカッコイイ!
この辺りから、ちょっと足に違和感が…
いつも、登っていると 乳酸がたまって足の付け根が痛くなるんだけど
それは、チョコレートや飴で なんとかなるんです
しかし、今回はお尻の方…骨盤に足の骨があたるあたり…
疲労かなぁ。。
ぐっと我慢しながら、騙し騙し登ってみます。
う~ん、やっぱり痛い。。
まだ、半分しか来てないのになぁ~
そんな時、思わず出くわしたのが
ベニテングダケの幼菌。
綺麗だなぁ
おっ、頂上が見えてきたゾ
ここからが、本格的な登り
高度差、400か500m。
廻りの木々も、背が低くなり
視界がきくようになって、俄然ヤル気がでてきたのですが
ここで、ちょっとしたトラブル…
足の付け根というか、尾骶骨のあたりが痛いのだ。。
いつもなら、乳酸が溜まっても
股の方なのだが、今回は違う…
当然、チョコレートや飴を摂っても効果があるわけでもなく
騙し騙し、登ることにする
それにしても、すっかり晴れ上がった
夏晴れの八ヶ岳は美しい。
とはいっても、夏の八ヶ岳は雲が湧きやすく
午前9時頃になると、雲の中にはいってしまう
急がないと、せっかくの展望も拝めない。
おっと、気がつけば
お隣にはナナカマド
そいうえば、この山域は
いわゆる高山の木や植物が少ない。。
大分、南八ヶ岳と比べて 落ち着いた雰囲気です
上に行けば行くほどに、岩がゴロゴロと歩きにくくなってきて
ついには岩だらけの道?となり
頂上が近いことを教えてくれます。
ここが意外に難関で、
浮き石があって、ルートが読みにくいのです。
それでも山荘が見えてくれば、一登りの距離
瓦礫の歩きにくい道を、慎重にたどれば頂上です!
およそ3時間弱。
コースタイムより、ちょっと遅れたのは
足の痛みと、休憩しすぎのせい…

それでは、未完成ですが山頂から見える景色です
え~途中から 言いよどんでますが
次に続くのが 阿弥陀岳です。(笑)
そして、鳳凰三山と甲斐駒ケ岳、塩見岳の南アルプス群
クローズアップになって、中央アルプスに御嶽山
残念ながら、北アルプスは雲の中でした。
お粗末な動画でスンマセン

この動画でも、分かると思うんだけど
コントラストや日差しが、とても強いんです。
現に、
許容量をオーバーして、何の役にも立たない
ユニクロの速乾Tシャツが、あっという間に乾き
汗で、ビショビショだったタオルも
サラっサラっに、なっとりました。。
でもしかし
にわかに、今まで雲海だったところが
もくもくと湧きあがり、入道雲のように上に伸びてきて
こちらに向かってきます。
さながら、雲のショーを見ているかのようでした。
この山頂までも、雲の中になっては
と、思い 下山開始です。
途中、あまりに足が痛くて
はかどらないので
ロキソニンテープを、お尻に貼りましたが
ちょっとは、楽になったようです。
高度を下げる程に、下界の暑さがジリジリとしてきて
とても高原とは思えない感じ。。
駐車場まで、下りてきたら34度
うわ~っ、標高1700mで これか…
と、久し振りの登山は
最高の天気と景色、試練と運動不足を
思わされる事となりました

*記事が遅れてスンマセン。
色々とトラブル続きで…
キーボードが壊れました…
外付け、買いましたんで大丈夫ですけど
2011年07月06日
行動食
登山に必ず持って行くのが
チョコレートや飴などの行動食。
甘味や酸味が、疲れを癒してくれるので
かかせません。
最近のお気に入りは
コンビニで売っている「そのまんまレモン」

でも、これ 作れるよなぁ…
と思って作り始めてみた。
とりあえず、レモン3個分。
縦に4つ割して、5㎜程にスライスします

それを2回、茹でこぼしてアクや苦みをとります。
ケーキ屋時代を思い出してみるけど
むか~しなので、かなりうろおぼえ。。
多分、段々と糖度をあげるんだよなぁ…
まずは、砂糖が2割のシロップで
ちなみに水500ccにグラニュー糖100g。
弱火で、20分ほど煮て
シロップとレモンをわける
冷めたら、シロップに50gのグラニュー糖を加え
再び火にかける。
これを3回、繰り返すと
かなりの濃度になりました。
もう、ぼちぼちかね。
完全に冷めたら、グラニュー糖をまぶして
冷蔵庫の風がでてくるところで乾燥させました。
こんなもんかしら…

きっと市販品は、クエン酸とかレモンパウダーとかが
まぶされてるハズだ。
残ったシロップは、皮のペクチンの為
固まっております。
そのまんま、パンにつけたり
水やソーダで割っても美味しい。。
蜂蜜レモンにすれば簡単だけど
山に持っていくには、漏れたり、かさばるし、重い
これは、良い方法だ!
みなさんも、お試しを!
PS: 明日、行く予定だった 北アルプスの燕岳は
雨の為、やむなく中止。
あ~あ、せっかく作ったのになぁ トホホ…
チョコレートや飴などの行動食。
甘味や酸味が、疲れを癒してくれるので
かかせません。
最近のお気に入りは
コンビニで売っている「そのまんまレモン」

でも、これ 作れるよなぁ…
と思って作り始めてみた。
とりあえず、レモン3個分。
縦に4つ割して、5㎜程にスライスします
それを2回、茹でこぼしてアクや苦みをとります。
ケーキ屋時代を思い出してみるけど
むか~しなので、かなりうろおぼえ。。
多分、段々と糖度をあげるんだよなぁ…
まずは、砂糖が2割のシロップで
ちなみに水500ccにグラニュー糖100g。
弱火で、20分ほど煮て
シロップとレモンをわける
冷めたら、シロップに50gのグラニュー糖を加え
再び火にかける。
これを3回、繰り返すと
かなりの濃度になりました。
もう、ぼちぼちかね。
完全に冷めたら、グラニュー糖をまぶして
冷蔵庫の風がでてくるところで乾燥させました。
こんなもんかしら…
きっと市販品は、クエン酸とかレモンパウダーとかが
まぶされてるハズだ。
残ったシロップは、皮のペクチンの為
固まっております。
そのまんま、パンにつけたり
水やソーダで割っても美味しい。。
蜂蜜レモンにすれば簡単だけど
山に持っていくには、漏れたり、かさばるし、重い
これは、良い方法だ!
みなさんも、お試しを!
PS: 明日、行く予定だった 北アルプスの燕岳は
雨の為、やむなく中止。
あ~あ、せっかく作ったのになぁ トホホ…
2011年03月04日
大谷嶺
毎年、この時期にバジルさんと行く
「厳冬期の山伏」。
さすがに、4回目となると少し飽きてきました…
今回は、隣接する
大谷崩れで有名な大谷嶺に行く事にします。
黄金の湯の手前の新田を左に入り
別荘地帯をくねくねと登って行くと
一か所だけ凍結箇所があり、チェーンを巻きましたが
その後は、凍結も雪もなく一安心。
観光用の駐車場を過ぎ、ちょいと登ると
登山道入口のゲートにつきます。
9時25分 出発
今日は、風もなくおだやかです
しかし、気温はぐっと冷え込み
この時間でも0度。
まぁ、歩いていれば温かくなるでしょう。。
少し歩くと大谷崩れが見えてきました

9時49分 扇の要
樹林帯のなかにある、水場とテント場があるスペース。
大谷崩れを扇としたときに、留め具(要)があるという意味の場所です
10時15分 取り付き
樹林帯を抜け、いよいよ高度差500メートルほどの斜面に取り付いていきます

写真では、斜面の角度は伝わりにくいんですが
結構あります。
登山道は、左側につけられていますが
前半部分は雪で埋もれていて、みえません
雪の質は、悪くはなかったので
アイゼンは付けずに、キックステップで登っていきます
上を向いて登ってるぶんには、あまり角度は感じないんだけど
横を向くと、

こんなにあります!
足を滑らせたら、下までツーっと滑っていきそうです…
11時19分 新窪乗越
息も絶え絶え登りついたのが
下からみていた鞍部の部分。

看板の高さを、見て頂ければ判ると思いますが
ここで積雪30㎝ぐらいでしょうか…
樹間から、南アルプス方面が見えましたが
山頂でゆっくりみることにして、早々に出発します
やはり尾根上は、積雪が多く
北側にルートをとると、踏み後さえ消えかかっていました。
それと、トラバース(斜面の横切り)が多く
少しいやらしい部分もありました
しかも 凍ってる箇所もあり
ノーアイゼンでは、なかなかシンドイ、、

小ピークを3つほど乗り越え
12時21分 大谷嶺山頂に到着

段々に、雲が増えて曇りとなってしまいましたが
山頂からの展望は、申し分ないです。
今日の山めしは茸のリゾット
塩、コショーを忘れちゃったんで、もうひとつパンチに欠けましたが
温まって、腹持ちが良いリゾットは正解です!
さて、山頂でひとつ残念なことが…
大谷嶺は、山梨側では行田山と言われるのですが
その看板を消してあるのです

ホント、馬鹿げた行為です。
さて、お腹も心も満たされたので下山にかかろうと思います。
今回は、なんとしてもバジルさんたっての希望である
黄金の湯に入らねばなりません
新窪乗越までの下りは
凍った斜面が恐いので、アイゼンを使いましたが
大谷崩れは、アイゼンを脱ぎ捨て
ガツガツと下って行き
なんとか、3時過ぎには降りてきたのですが…
途中、車のチェーンを取り外したりして
思わぬ時間がかかってしまい
黄金の湯に、たどりついたのが4時過ぎ…
4時半閉館ということで、泣く泣くあきらめましたが
4時半閉館は、早過ぎるゾー
最後に、山頂から見えた山の写真をドウゾ




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「厳冬期の山伏」。
さすがに、4回目となると少し飽きてきました…
今回は、隣接する
大谷崩れで有名な大谷嶺に行く事にします。
黄金の湯の手前の新田を左に入り
別荘地帯をくねくねと登って行くと
一か所だけ凍結箇所があり、チェーンを巻きましたが
その後は、凍結も雪もなく一安心。
観光用の駐車場を過ぎ、ちょいと登ると
登山道入口のゲートにつきます。
9時25分 出発
今日は、風もなくおだやかです
しかし、気温はぐっと冷え込み
この時間でも0度。
まぁ、歩いていれば温かくなるでしょう。。
少し歩くと大谷崩れが見えてきました
9時49分 扇の要
樹林帯のなかにある、水場とテント場があるスペース。
大谷崩れを扇としたときに、留め具(要)があるという意味の場所です
10時15分 取り付き
樹林帯を抜け、いよいよ高度差500メートルほどの斜面に取り付いていきます
写真では、斜面の角度は伝わりにくいんですが
結構あります。
登山道は、左側につけられていますが
前半部分は雪で埋もれていて、みえません
雪の質は、悪くはなかったので
アイゼンは付けずに、キックステップで登っていきます
上を向いて登ってるぶんには、あまり角度は感じないんだけど
横を向くと、
こんなにあります!
足を滑らせたら、下までツーっと滑っていきそうです…
11時19分 新窪乗越
息も絶え絶え登りついたのが
下からみていた鞍部の部分。
看板の高さを、見て頂ければ判ると思いますが
ここで積雪30㎝ぐらいでしょうか…
樹間から、南アルプス方面が見えましたが
山頂でゆっくりみることにして、早々に出発します
やはり尾根上は、積雪が多く
北側にルートをとると、踏み後さえ消えかかっていました。
それと、トラバース(斜面の横切り)が多く
少しいやらしい部分もありました
しかも 凍ってる箇所もあり
ノーアイゼンでは、なかなかシンドイ、、
小ピークを3つほど乗り越え
12時21分 大谷嶺山頂に到着
段々に、雲が増えて曇りとなってしまいましたが
山頂からの展望は、申し分ないです。
今日の山めしは茸のリゾット
塩、コショーを忘れちゃったんで、もうひとつパンチに欠けましたが
温まって、腹持ちが良いリゾットは正解です!
さて、山頂でひとつ残念なことが…
大谷嶺は、山梨側では行田山と言われるのですが
その看板を消してあるのです
ホント、馬鹿げた行為です。
さて、お腹も心も満たされたので下山にかかろうと思います。
今回は、なんとしてもバジルさんたっての希望である
黄金の湯に入らねばなりません
新窪乗越までの下りは
凍った斜面が恐いので、アイゼンを使いましたが
大谷崩れは、アイゼンを脱ぎ捨て
ガツガツと下って行き
なんとか、3時過ぎには降りてきたのですが…
途中、車のチェーンを取り外したりして
思わぬ時間がかかってしまい
黄金の湯に、たどりついたのが4時過ぎ…
4時半閉館ということで、泣く泣くあきらめましたが
4時半閉館は、早過ぎるゾー

最後に、山頂から見えた山の写真をドウゾ




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